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本気出して考えてみたり、ゆるゆる考えてみたり

コロナ禍での食事会について本気出して考えてみた

コロナ禍が落ち着きませんが、いかがお過ごしですか?

一向に落ち着く気配のないコロナですが、そんな中でも、食事会(ランチ・飲み会等)をしたい状況というのはあるものです。

 

食事会の需要

食事を共にするという事は、

  • 敵対していないことの心理的な証明(敵対していれば奪い合う食事を、ともにできるという事は仲間だから)
  • 話題が雑談になるので、人となりが分かりやすい。ポロっとホンネが出やすい

といった効果がありますので、可能であれば取り入れていきたいものです。

 

とはいえ、コロナ禍ですので、通常通りにやるのもいかがなものか・・・

特に、上記の狙いがあるのは、あまり親密で無い事が多いので、身内じゃない(どの程度感染対策をしている人なのかわからない)人との食事になる場合が考えられれます。

なので、やはり対策は必須かと。

 

飛沫感染対策

コロナの飛沫対策で考えられるのは、

なんかが挙げられます。順にみていきましょう。

 ※なお、このエントリでは、手洗いとかの話には触れません。

マスク

不織布マスクや、洗えるマスク、ネックゲイターなんかもまとめてこのカテゴリとします。

こんなのですね

不織布マスク

〇洗えるマスク

〇ネックゲイター(ネックガード、ネックカバーとか)  

日常的に使うのなら、このあたりを使えばバッチリです。

ですが、当然ながらご飯が食べられません。。。

ということで、食事会には不向きです。ランチの前後にはこれを付けるとして、食事中には別の対策を考えましょう。

パーティション

お店で食べるなら、パーティションが設置してあるお店ならOKです。

職場や家庭でやるなら、パーティションを購入すればOKですね。

せっかく職場で購入するなら、パーティションの下の空き具合が調節できるものがおすすめです。

完全に閉じたり、小物がやり取りできるぐらいに開けたりできると、必要に応じて使い分けられるので便利ですね~

ナカバヤシ アクリルパーティション 600×600mm PTS-AC6060CR

ナカバヤシ アクリルパーティション 600×600mm PTS-AC6060CR

  • 発売日: 2020/05/07
  • メディア: オフィス用品
 

とはいえ、正面にパーティションは設置しても、横にパーティションを設置するのはちょっと非現実的かと思います。

個人的には、6人掛けのテーブルぐらいのサイズで、正面にパーティションがあれば、隣にはなくてもいいかな?と思います。

 

<イメージ>

f:id:hida3131:20200915174124p:plain

そんなに真横向いてしゃべるわけではないでしょうし、その辺は運用でカバーです!

なので、

と言えるでしょう。

一方、

という場合には、別の対策が必要です。

 

そこで考えられるのが、

フェイスシールド

 

写真ではマスクをしてますし、一時期のお店等では、マスク+フェイスシールドの着用も見られてましたので「マスクしなくても効果があるの?」と疑問かもしれませんが、これはスパコン富岳でも検証されています。

当然下は空いているので、下には飛沫が落下しますが、前には飛びません。

 


スパコン「富岳」飛沫検証 マスク材質は?教室は?(2020年8月24日)

 ※これ、富岳でやる意味あるの?という突っ込みはありますが。。。

 

前に飛ばなければ、お互いの食事に飛沫がかかることもないし、当然顔にかかることもありません。

ということで、食事会にはフェイスシールドを付けて臨むのもありです!

とはいえ、フェイスシールドを付けると食べづらいのが実際のところです。

可能な限り、パーティションで対応しつつ、緊急避難的にフェイスシールドを活用するのが良いのかもしれませんね!

以下に、フェイスシールドを付けていても、可能な限り食べやすくするためのtipsもまとめておきましたので、ご参考にしてください。 

フェイスシールドを付けた食事会のtips

せっかくの食事会なのに、フェイスシールドが気になって楽しめなかった・・・とならないように、tipsをまとめてみました 

フェイスシールドの装着

フェイスシールドは、顔の前面を覆うため、食事がしにくいのが難点です。

 

かといって、フェイスシールドを上げてしまえば本末転倒。なるべく下げて使いたい物です。

目安としては、口に箸を加えて、フェイスシールドの下端にあてた時、その先が相手の食事が置いてある領域にかからないように装着しましょう

食事の選び方

上記のとおりフェイスシールドを付けても、やっぱり食事がしにくいです。

そのため、食べやすい食事をチョイスしましょう。

  • ランチであれば、パンやベーグル、おにぎり等の、手で持って食べられるものがおすすめです。
  • 飲み会も同様に、焼き鳥などの手で持って食べられるものがおすすめですが、難しい場合でも、フォークやナイフ等、あまり日常的に使い慣れていない食器を使わない料理にしましょう。特にスプーンは、角度的に厳しいのでお勧めしません。
  • ドリンクは、ストローがついてくるものや、なるべく直径の小さいグラスに入るドリンクにするのがおすすめです。ビールジョッキは飲みにくいので、カクテル系や焼酎系をチョイスしましょう

まとめ

  • 食事会の時は、パーティションを設置したお店をチョイス、もしくは職場にパーティションを設置するのがベスト
  • どうしても上記が難しい場合には、上記tipsも参考にしながら、フェイスシールドを付けて食事会に臨みましょう

 

おまけ

フェイスシールドについては、大阪府医師会から「学校に於いてフェイスシールドが必要となる場面はほぼない」との意見が出されています。(1

これを見ると「フェイスシールド無駄なの?」という気持ちになると思いますが、これは文科省学校における新型コロナウイルス感染症に関する衛生管理マニュアルの「3章給食」記載のあるように「飛沫を飛ばさないよう、例えば、机を向かい合わせにしない、大声での会話を控えるなどの対応が必要」といった取り組みを行うことを前提とした意見と推察されます。

つまり、「給食時に飛沫を飛ばさない対策をしているのなら、フェイスシールドは不要」という意味にとれます。

本ページで記載しているフェイスシールドの活用は、「飛沫を飛ばさない対策」ですので、ランチ時には必要な対策であると考えています。